去る、3月11日に発生した東日本大震災はマグニチュード9.0を記録し、大津波による水害・液状化現象・地盤沈下等や、原子力発電所の重大な事故により、東北及び関東地方の太平洋沿岸都を中心に、壊滅的な被害をもたらす結果となり、早期の復興を願うところであります。
本地域でも東海地震や、集中豪雨なども心配され、本町でも自然災害への備えが必要であります。
この事から町の皆さまの防災意識の高揚活動や、本町が被災した場合の災害ボランティアの受入れ活動、また被災地への支援活動等に、ご協力していただける方を募集いたしております。
現在、町には災害ボランティア組織があり、会議・訓練・研修会等、年2回〜3回の活勤を行っておりますが、組織を再編し充実して行く必要がありますので、皆さまのご応募をお待ちしております。
○応募資格 富士川町内在住者または富士川町内の会社等に勤務している方で、災害ボランティア活動への熱意とご理解のある方。
○申込及び問い合わせ
富士川町社会福祉協議会 (電話0556-22-8911・FAX O556-22-8913)
基本的には年中受付をしておりますので、申し込んでください。
申し込み内容 氏名 生年月日 住所 職業・勤務先 電話・携帯など
地震・台風等で被災した時には、お互いに助け合うことになりますので、町民全体がボランティアになる訳ですが、その中でもある程度専門的に福祉的生活支授活動を、本人の意思・熱意・責任により率先して行うのが 災害ボランティアであります。
[災害ボランティアの活動の範囲]
基本的には、被災者の個人生活の福祉的支援活動が中心ですが、特に高齢者・障害者など災害弱者を優先にした支援活動です。
[災害ボランティアの活動は大きく分けて3つあります]
1、平常時
○自己研讃
災害ボランティアとして、各種研修会及び訓練へ参加し、自らの防災知識とか、災害時対応の技術の習得をしていただく。
○防災意識啓発活動
災害に備えて町民の方々に、防災意識高揚のための緒活動。平常時は防災ボランティア。
2、他の被災地への支援活動
災害ボランティアとして、町外・県外等の被災地へ行って、自己完結での支援活動。
3、富士川町が被災した時
本町が被災した場合に、被災された方の支擾を行なうため、杜会福祉協議会が中心となり、町内の登録災害ボランティアの皆さまのご協力を得まして、災害ボランティアセンターを立ち上げ、全国各地から来るボランティア活動が滞ることのないよう運営します。
○具体的な活動
@災害ボランティアセンターでの主な活動
・ボランティアの受付 ・住民ニーズの収集 ・マッチング窓口の開設 ・救擾物資などの受入と配付 ・ニーズ宅への案内 ・対策本部等との連絡調整 ・その他諸事務と打合せ等々
A被災された方の現場での支援活動
避難所又は在宅者の生活支援を町外からの災害ボランティアと一緒に協力して活動する